不動産屋のつぶやき…住宅購入
敦賀の赤橋…日が暮れるのも早くなりました。
今日はちょっと長い不動産屋のつぶやき♫
不動産購入って一生の内でもそうそう幾度もある事ではなく、またなかなか高額な買い物でもあります。。私も家を建てて何と!(◎_◎;) 3年で返済に行き詰まって中古住宅として手放しました。だから思う事もあります。
家を持とうと思うと〜〜色々な住空間の夢が広がります。特に女性は子育てもあって「家」って大事なんですよね!我が子を育てる環境で家族のために家にいる時間も一番長いのが主婦。。大事な衣食住。
アパートや借り家住まいで、ワンちゃんもいるし子どもも2人になると〜〜狭い家は寝るときはほとんどジグソーパズル状態(⌒-⌒; )
布団も平には敷けず縦に半分でした。だから寝返りは身体の中心軸で回転して寝返りしてました〜〜笑
今は頭金がなくても銀行は貸し付けてくれますし、長期のローンも組めます。頭金なしの35年ローン。。
昔は土地を持っていれば地価も上がり、一つの資産でした。しかし今の地方経済では今後地価は横ばいかジリジリと下がってゆくでしょう。なにしろ人口が減るのですから。
そんな中で家を建てるって
自分の人生設計でどう位置づけするのか?
そんなライフプランは大事だと思います。
建てるときは土地は広めがいいし〜広さも充分に欲しい。家族団欒のスペースも友達も呼びたいから広めがいい。子ども達にもせめて個室を!収納もいるわ!そんな思いですね。
建築費は得てして本体価格で、玄関へのアプローチも庭木も入っていません。建ててみれば、また砂利を敷いたりなどなどコストが掛かります。また家も物ですから固定資産税等も掛かれば補修もあらあら10年!と必要になってきます。
子ども部屋が必要な時期もありましたが育ってしまえば、たまの帰省で使うくらい。笑
いく部屋あってもその先はまた夫婦2人だけの家になります。老後はもう二階は単なる物置!平屋がいいということにもなります。
双方の両親の面倒をみたり、また子ども部屋に40を過ぎても独身で居候していたり、、熟年離婚で大きな家にポツネンと一人というケースもあります。
それぞれの人生模様と家ですね。
また自分達はもう家があるから、亡くなった両親の家を処分したい。そんなご依頼で、仕事がら家の中の残留物の整理から解体まで幾棟も壊してきました。
家の中には大量の物が残されています。子どもが成人式の時に着た背広、自分が若かりし頃の服、ネクタイ、おばあちゃんの着物や指輪、結婚式の引き出物、とても使い切らない茶碗やお皿、布団、趣味の物、電化製品。。。実に多くの日用品が家に詰まっています。
それらは業者さんに頼んで処分して貰うのですが…
その光景を見ていつも思うこと、
人ってその時必要な物はあるけれど…
実はそんなにたくさんの物は生活に必要ないんだ。。って。
不動産屋が言うのも変ですが借入で無理をすれば無理が来ます。
35年なんて、、一体何がどうなるか??不確定要素が大きい年月なんですよね。早めにローンを組んで、、とは融資サイドがよく口にする言葉です。でも若い内はそんな人生の長さや変化はよく解らないのですよ。
贅沢な建て方が出来る方はそれでよいけれど、
土地も建物もコンパクトでよい。
無理をすれば無理が来る。
自分の人生と家って、どう位置づけようか
そんなことをふと考えて欲しいな〜〜
不動産屋のつぶやきでした(´・_・`)